おはこんハロチャオー! あまたです。
このページでは、
構築の組み方:好きなポケモンを軸にする
について解説していきます。
ポケモン対戦をする上で必要なのが「構築・パーティ」です。
ではそのパーティの組み始めはどのようなきっかけでしょうか?
- 好きなポケモンを使いたい!
- このポケモン強そうだな…!
さまざまな理由があると思います。
しかしどんな場合でも、きっかけは1匹のポケモンから始まることが多いのではないでしょうか?
このページでは、1匹のポケモンを軸にして構築・パーティを組んでいく方法を解説していきます。
※あくまでさまざまな方法がある内の1つの意見です。ご了承ください。
軸のポケモン(1匹目)を決める
まずは使いたいポケモンを決めましょう。
どんなポケモンでも構いません。
- 子供のころから好きなポケモン
- 強いと思ったポケモン
- 救ってあげたいマイナーなポケモン
理由は何であれ、選んだポケモンが活躍できるように構築を組んでいきます。
文字通りの「軸」となるポケモンですので「使いたいポケモン」を選んであげましょう!
- 今回は例としてぼくの好きな「ブラッキー」を選んだこととします。
1匹目の型を決める
次に1匹目=軸のポケモンの「型」を決めましょう。
「型」については次項の「勝ち方」とセットで決めるのがベストです。
あなたが選んだ軸のポケモンにも得意な戦法があるはずです。
基本的にはその得意な戦法ができる型で使ってあげましょう。
あるいは特定のポケモンに勝ちたい!のであれば、メタった型で使っても良いでしょう。
※メタ…特定のポケモンに勝てるように特化すること
- ブラッキーであれば、HB特化の物理受けが強いです。
物理を受けながらイカサマでダメージにも期待できます。
あくびやねがいごとで場のコントロールができるのも魅力的です。
勝ち方を想定する
次は「勝ち方」を決めましょう。
軸のポケモンの型も決まったし2匹目のポケモン!
…といきたいところですが、もうワンステップ踏んでおきましょう。
実は「勝ち方の想定」がもっとも重要なステップです。
「勝ち方」は軸のポケモンの「型」といっしょに考えるのがベストです。
勝ち方とは、どのような動きをして戦う・勝つのかを決めておくことです。
- 攻めれるポケモン
- 裏で起点を作って3タテを狙う
- 初手で1体倒して数的有利を作る
- 3体目に出してスイーパーとして活躍させる など…
- 受けれるポケモン
- 物理or特殊を受けきって詰ませる
- 状態異常などでエースのリーチを伸ばす など…
- 起点作成ができるポケモン
- ステロなどでタスキを削り、エースを止められなくする
- 壁で耐久を上げてエースの場持ち性能を上げる など…
- 例のブラッキー場合、2種類考えられます。
- あくびで対面コントロールしてエースを有利対面で出す。
- 高い耐久で相手を詰ませる。
勝ち方まで見えてくると2匹目以降のポケモンにどんなポケモンが必要なのかが見えてきましたね。
基本選出(2,3匹目)を決める
軸のポケモンの型とパーティ全体の「勝ち方」が決まりました。
ここからは「勝ち方」を実現させるために必要なピースを埋めていきます。
2,3匹目のポケモンは軸のポケモンと並ぶほどの軸となります。
なぜなら軸のポケモンといっしょに「勝ち方」を実現する立場のポケモンだからです。
2,3匹目が決まれば軸と合わせて「基本選出」が決定します。
「基本選出」は対戦にもっとも多く選出する並びです。
まずはこの3匹で相手のパーティに勝てるのか検討する並びでもあります。
基本選出が多くの相手と戦えるようになっているのかが構築には非常に重要です。
- ブラッキーの場合、パートナーは2種類考えれそうです。
- 有利対面から大暴れできるエース
- 攻撃範囲の広いポケモン(ハバタクカミ etc…)
- 高火力を押し付ける(ウーラオス etc…)
- 相手を詰ませる→特殊を受けられる高耐久ポケモン
- 特殊高耐久(ドオー etc…)
- とつげきチョッキ持ち(ブリジュラス etc…)
- 有利対面から大暴れできるエース
- 今回は「1.有利対面にエースを出す」を軸とします。
- エースとして、高速で高火力を広範囲に打つことができる「眼鏡ツツミ」を選択。
- ブラッキー・テツノツツミではハバタクカミなどの特殊高火力がキツイので「チョッキジバコ」を3匹目とします。
技や持ち物の決定
軸+2,3匹目を決めましたが、技や持ち物はまだ決定していません。
結論からいうと後からでOKです。
例でいえば「あくびで相手をコントロールして有利対面からエースを通す」ことができればOKです。
これに必要な要素はこうなります。
技 | 持ち物 | 特性 | |
ブラッキー | イカサマ まもる あくび ねがいごと | – | せいしんりょく |
テツノツツミ | ハイドロポンプ フリーズドライ れいとうビーム @1 | こだわりメガネ | クォークチャージ |
ジバコイル | ボルトチェンジ @3 | とつげきチョッキ | – |
ブラッキーの持ち物は場持ちをよくする「たべのこし」でも物理ポケモンに負荷をかける「ゴツゴツメット」でも構いません。
テツノツツミの技も1つが決まっていない状態でも、十分広い範囲をまかなえているので問題ありません。
ジバコイルに至っては対面操作ができればあとは何でもいいレベルです(笑)
空いている技や持ち物や特性は、実際に対戦をやってみて不便に感じたり物足りないと思ったものでカスタマイズしていきましょう。
あるいはこの後の4~6匹目を決定するときと同じタイミングで決定していきましょう。
4匹目のポケモンを決める
4匹目のポケモンは基本選出では対応できない対戦環境にいるポケモンに強いポケモンを選んでいきます。
選ぶポイントを2点あげます。
- 基本選出では絶対に負けてしまうポケモンに強いポケモン
- 基本選出だと初手出し負けしてしまうポケモンに強いポケモン
では実際に基本選出が不利をとる環境にいるポケモンを探していきましょう。
ポケモンHOMEやバトルデータベース様を利用するor実際に対戦をすることで、対戦環境に多くいるポケモンを確認します。
ポケモンHOMEやバトルデータ様では、30位くらいまででいいので、基本選出では勝てない相手がいないかを確認します。
実際の対戦の場合は、基本選出の3匹でランクマに潜ってみて、勝てなかった相手を覚えておきましょう。
オススメは実際にランクマをしてみる方法です。
なぜなら苦手な並びまでわかるからです。
不利をとる相手を考えるときは、単体のポケモンではなくポケモンの並びで考えてあげたほうがよい考察ができます。
例)アーマーガアだけではなく 「アマガドオー」 の並びを意識する
しかし時間がない学生・社会人ポケ勢の方も多くいらっしゃるので、まずはHOMEなどのデータからざっくりと洗い出してみましょう。
例の基本選出(ブラッキー・テツノツツミ・ドオー)でキツイポケモンとしては、
・コノヨザル+クエスパトラ
・ジバコイル
・襷テツノブジン
・Sブーストイダイナキバ
・チョッキテツノカイナ
あたりでしょうか。
これらから苦手なのは「格闘タイプ」と「テツノツツミが止められる・倒される」点であることが見えてきました。
4匹目はこの2つに対して対策のできるポケモンが良さそうです。
今回は格闘タイプにも強めで、テツノツツミの代わりが務められる裏のエースになりそうなポケモンを選ぶこととしました。
- ジバコイル以外には強そうなハバタクカミ
- テラス込みで考えるならフェアリーテラスのスカーフガブリアス
今回は物理で殴れるガブリアスとします。
5,6匹目のポケモン(補完枠)を決める
さて最後に5,6匹目です。
完成度の高いパーティであれば1~4匹の並びで大体のポケモンには勝てるようになっているはずです。
しかし、ギミック構築や受けループなどの並びに対して突破方法が無い場合があります。
5,6匹目はこれまでの4体では対応できない相手に対してピンポイントで対策していきます。
- ギミック構築への対応力を広げる(どくびし・バトンタッチ など)
- 受けループを崩せるようにする
- TOP30圏外の重たいポケモンを対策する(ポイヒガッサ など)
そこまで対戦する機会が多くないけれど、苦戦してしまう相手に対しての対策となります。
ですので、5,6匹目は選出率が必然的に低くなります。
というか低くならないと基本選出の完成度が怪しいです。
展開系・ギミック系の相手に対しての対策ができていない場合がありますので、1~4匹目のポケモンと相談しながら対応範囲を広げていきましょう。
※注意点です※
ピンポイント対策は相手がそのポケモンを選出してきていなかった場合、無力な存在になってしまいます。
汎用性を保ちつつ完璧な対策をすることは難しいので、構築とよく相談してピンポイント対策をしましょう。
- ここで誤解を生みたくないのですが、補完枠は絶対に2匹だとは限らないという点です。
1~5匹で構築を固めている場合は補完枠は1匹だけですし、基本選出で完成されているのなら補完枠は3匹となります。
例の構築で見ていくと、初手の 「襷キノガッサ」 や 「バトンクエス」 が嫌だったりします。
また、ガブリアスがテラスを切れない場合の格闘の一貫が厳しい状況です。
- 格闘の一貫を切りつつ、バトン展開を拒絶するために「ほろびのうたハバタクカミ」
- 格闘の一貫を切りつつ、ガッサやついでにキョジオーンも対策できる「おんみつマントサーフゴー」
以上の2体を入れて、ひとまず構築完成とします!
1匹ではなく「並び」を対策する
なんどか話題にあげていますが再度取り上げます。
ポケモンを対策する場合は1体だけではなく「並び」で対策するようにしましょう。
さもなければ対策になっていない場合がままあります。
例の構築において、「襷ガッサ」 対策に 「サーフゴー」 を選びました。
一見するとキノコのほうしを無効化できるので良さそうに見えますが、 「ミミッキュ+キノガッサ」 としての並びが相手だとどうでしょうか?
初手 サーフゴーVS襷キノガッサ対面
サーフゴー がじならしを食らった状態で キノガッサ を突破したとします。
その後 ミミッキュ が来た場合、かげうちで サーフゴー は落ちてしまいます。
かげうち読みで ブラッキー に引いたとしても
ミミッキュにつるぎのまいを選ばれていると完全に裏目になってきます。
\チュイーンチュイーン/
このように1体のポケモンだけを考えていると、対策が十分でないことがあります。
ポケモンを対策する場合には、必ずいっしょに組まれやすいポケモンも意識して2体以上に隙を見せない対策をしておきましょう。
トライ&エラーを繰り返す!
いよいよ構築が完成しました!
おめでとうございます、これであなたも高順位です!
…とは、ならないですよね?
机上論や初期段階で組んだ構築が上手くいくことは稀です。
組んでみた構築でランクマに潜って、欠点や改善点を見つけていきましょう。
特に負けた対戦から学べることは非常に多くあります。
- プレイングミスで負けた
- どのターンのなんの選択肢がダメで、どのようにすべきだったのか
- 択負け(結果論)だったなら仕方ない
- どのターンのなんの選択肢がダメで、どのようにすべきだったのか
- 特定のポケモンの型に勝てない
- そのポケモンとの対戦率が多い
- 基本選出や「軸」から見直す
- そのポケモンは滅多に見ない
- 現段階の構築の技構成や持ち物を変えることで対応できないか
- 補完枠を別のポケモンにすることで補えないか
- そのポケモンとの対戦率が多い
- 運負け:気にしない!!!!
- 一撃必殺技を3回以上、急所の試行回数が多い場合は運負けじゃないかも…
勝ち試合でも相手のプレイングミスで拾ったのなら、対策が必要になったりします。
ただし、すべての相手に勝てるような構築はありません!
必ずキツイ相手は出てきます。
今の構築を崩してでもその相手に対しての対策が必須なのか、その相手との対戦は捨てるのか…
よく考える必要があります。
まずは勝利率が安定することを目標にして、徐々に対戦慣れしていきましょう!
まとめ
このページでは「好きなポケモンを軸にする構築の組み方」を解説していきました。
- 好きなポケモンを1匹目=軸にする
- 軸のポケモンの「型」と構築の「勝ち方」を決める
- 2,3匹目は「勝ち方」を実現できるポケモンを選ぶ
- 4匹目は「勝ち方」の不十分な点を補う
- 5,6匹目(補完枠)は勝てない並びをピンポイントで対策する
- トライ&エラーで構築の完成度を高めていく
せっかくポケモン対戦で遊ぶのなら好きなポケモンで勝ちたいと誰もが1度は思います。
このページが、あなたの好きなポケモンを活躍させられる手助けに慣れれば幸いです。
本サイトでは、このページのようなポケモン対戦初心者向けのコンテンツを扱っています。
他にも困っていることなどがありましたら、本サイトの別のページにも目を通してみてください!
それではまた別のページで会いましょう!
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